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女性の体の「冷え」-その1
むかしから、女性の体の不調は、すべて冷えから始まると言われてきました。子どもの頃、お母さんやお祖母ちゃんから、“女の子は腰を冷やしちゃいけないよ”と言われた記憶がある人もいると思いますが、それは正しい忠告だったのです。
そもそも人間の体全体に広がっている血管は、冷えると交感神経の働きで収縮し、温まると副交感神経の働きで拡張するという性質を持っています。体が冷えて血管が収縮すると血液は滞りがちになり、その結果、体のあちこちにトラブルを発生させてしまいます。なかでも最も冷えの影響を受けやすいのが、子宮や卵巣の周辺。月経不順などは、まさに骨盤内のうっ血からくると言われています。
東洋医学では、冷えが人の体に様々な悪影響を及ぼすと捉えられています。冷えの症状が進むとメンタルな部分にも関わってくる事が考えられます。理由のわからないイライラ、生理前に悪化する気持ちの落ち込み、しつこく続く無気力感、これら精神的な不調は「冷え」が影響している場合もあるのです。
体が冷えて「血」に異常が出ると、月経不順や子宮内膜症、子宮筋腫などの疾患が起こります。「水」に異常が出ると、頭痛やめまい、むくみや便秘などが起き、気うつやイライラ、不眠などは「気」の異常からくるとされています。冷えが強くなるほど、深刻なトラブルへと発展する可能性も高くなるのです。
まずは下のチェックリストで自分の「冷え」の状態を知って確認してみて下さい。
「冷え性」チェックリスト
□夏でも靴下が手放せない
□手または足の先が異常に冷たい
□冬、電気毛布を使わないと寒くて眠れない
□手や足がむくみやすい
□冷房の風にあたると体調が悪くなる
□おへその下が冷たい
□生理が不順、または生理痛がひどい
□手または足がほてることがある
□トイレが近い
□季節の変わり目になると頭痛やめまいが起こる
□下半身は冷えているのに顔がのぼせる
□肩こりがひどい
□便秘がち、または下痢をしやすい
□すぐに風邪をひく
□顔色が悪いとよく言われる
□疲れやすくよく眠れない
チェックの数が0〜3 比較的安心、でも生足や、冷たいものの食べすぎ・飲みすぎには注意
チェックの数が4〜10 立派な冷え性。すでに生活に支障が出るほどの不調に悩んでいるのでは?
チェックの数が11〜16 重度の冷え性。何らかの疾患にかかっている怖れあり。まずは婦人科へ。 |
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