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月経不順の悩み
女性の体の悩みのひとつに月経があげられます。クリニックでは月経不順で悩み、 受診される方の多くは20代です。
個人差はあるものの、月経の周期(月経の開始から次の月経開始の前日までの期間) は25日〜38日が目安。精神的なストレスや環境の変化などが影響して周期がバラつくことはよくあることなので、あまり神経質になる必要はありませんが、毎回5日以上大きくずれてしまうのは、けっしていい状態とは言えません。また、極端に長かったり短かったりする場合は、一度婦人科を受診したほうがよいでしょう。
たとえば、24日以内の短い周期の月経を「頻発月経」といい、黄体ホルモンの分泌 不足が疑われます。一方、39日以上の長い周期の月経を「稀発月経」といい、卵巣や下垂体の機能不全の可能性もあります。
さらに、妊娠の可能性がないのに、順調だった月経が来なくなってしまうのが「続発性無月経」。原因としては、精神的なストレスや極端なダイエット、スポーツ選手並みの激しい運動のほか、脳下垂体や卵巣の異常なども考えられます。「月経なんかないほうがラクでいいわ」などと考える人もいるようですが、軽視は禁物!長時間放っておくと排卵がなくなり、子宮や卵巣も畏縮して、ホルモン以上を引き起こし、深刻な不妊症になる恐れがあるからです。
無月経によりリズムをくずしてしまった体は、簡単に元に戻りません。過激なダイエットにより無月経になったある患者さんは、体重が戻っても月経や排卵が起こらず、治療を始めてから完治するまで実に10年以上もかかったほどです。月経がなくなった場合は、少なくとも3ヶ月以内に婦人科を受診しましょう。
月経不順の治療は早めにスタートすることが肝心。月経に関して気になることがある人は、まず自分の体を知るために基礎体温を測り、排卵があるかどうかチェックを、測ってみて基礎体温と月経のサイクルに異常がなければ基本的には大丈夫。安心していいでしょう。
月経不順の予防策は日頃からストレスをためず、規則正しい生活をすること。栄養バランスのとれた食事や十分な睡眠をとるように心がけましょう。 |
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