けい子レディースクリニック表参道


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こころとからだのQ&A
 「'03年12月号」 ▲コラム一覧に戻る
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Q 下半身が冷えます 対策を教えて
体がとても冷える体質です。20代からそうでしたが、最近はとくに下半身が冷えます。冬になると寝るときに足が冷えて眠れません。いっそ靴下をはきたくなるくらい。実際はいてみたのですが、それでも温まりません。体の冷えは万病のもとといいます。病気になる前に、よい解消法はありませんか。
(宇都宮市・48歳・主婦)
A

筋肉をつける軽い運動をすると効果的です
体が冷えるのは、血管の末端が縮んで血液がすみずみまでゆき渡らなくなっているからです。もともと血管が細く体質的に冷える人もいますが、多くはストレスなどによって自律神経が乱れて冷えが起きます。また、アトピー性皮膚炎がある人は、悪化すると体が冷え、かゆみというより冷えで眠れなくなったりすることもあります。
年齢的には、更年期が原因していることも考えられますね。体の変調が激しい40代、50代は、自律神経が乱れやすく、顔はほてっているのに下半身がひどく冷えたりします。
下半身が冷えるのは 、脂肪がついているため。脂肪が多く筋肉が少ないので、心臓に戻ろうとする血液を押し出すことができずにいるのです。ムキムキの筋肉質になる必要はありませんが、血行をよくするには、ある程度の筋肉も必要です。
そこで冷え対策としては、寝る前にストレッチ体操などをするのがおすすめです。軽めでいいので毎日続けると、血管も開き、筋肉もついて、体が温まってきます。
食べ物では、生野菜、香辛料、アルコール、砂糖などは体を冷やすので控えめにしましょう。熱をつくり出すためには少量でも肉を毎食とるようにするといいでしょう。肉の脂身はいけませんが、赤身の肉は体を温めてくれます。
また、ひどい冷えでは、薬局や病院で漢方薬を処方してもらうのも選択肢のひとつです。漢方薬は、体を温めながら、乱れた自律神経も整えてくれます。

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Q

夜中に3回もトイレに起きてしまいます
トイレが近く、夜中に何度も目が覚めてしまうので困っています。外出先でもトイレばかり探している状態。でも近いだけで、痛みはなく、量はそんなに出ません。泌尿器科では膀胱炎ではないといわれました。尿が漏れることはありませんが、安心して外出できるようになりたいです。いいアドバイスを。
(東京都・52歳・主婦)

A

尿を我慢してから出す膀胱訓練をしてみましょう
女性は男性より膀胱が小さめなので、生理的にトイレが近くなりがちで、個人差も大きいと思います。でも、急にトイレが近くなったのであれば、更年期のせいかもしれません。膀胱も自律神経のコントロールを受けているので、ホルモンバランスの乱れが影響するのです。
自律神経の乱れによるものは、いつも気にしているとよけいひどくなりますから、あまり気にしないことも大事です。
一方で、頻尿原因のひとつは、加齢とともに膀胱の弾力がなくなって、だんだん尿が満杯状態になることに耐えられなくなってくることです。そのうちに、膀胱を支える筋肉も衰え、くしゃみをしただけで尿が漏れるといった腹圧性の尿失禁につながっていくこともあります。
頻尿を改善し、尿失禁を予防するには、トイレに行ったとき、すぐ出さずに少し我慢して出す、というようにして膀胱に尿をためる訓練をするといいでしょう。膀胱は少ししかたまらない状態が続くと、その状態に慣れてしまうので、この訓練は効果があります。また、冷えも頻尿を誘いますから、外出時は腰まわりをガードすること。
なお、膀胱に腫瘍ができたときも、痛みがなく急にトイレが近くなります。あまりひどいときには、泌尿器科で検査をしてみてください。

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Q 寒いのに汗びっしょり 病気かもしれません
体型は少し肥満気味ですがLサイズどまり。それなのに人より汗っかきです。それも徐々にひどくなってきて職場のみんなが快適だという気温のときでも、少し体を動かすと汗をかきます。暖房が入ると真夏状態で、電車の中で恥ずかしいくらいの汗が出て、なかなか引きません。病気ではないか心配です。
(府中市・50歳・会社員)
A

病気のときには、ほかの症状も一緒に現れます
暑いときや運動をしたときに汗をかくのは、自分の体を冷やすために出るもので、だれでも常に生理的に汗をかいて、体温を調節しています。ただ、生理的にも 汗をかきやすい人はいます。それはいつも体が燃えている人です。新陳代謝が激しく、エネルギーがたくさんつくられ、熱を放出しているのです。
そのほかに、更年期の汗というのもあります。生理的な汗との違いは、生理的な汗は全身でかくのに対して、更年期の汗は、ほてって顔だけびっしょりというように、部分的にかくこと。 どちらかはお話だけでは判断できませんが、電車の中で汗が止まらないということから推測すれば更年期の汗のようにも思えます。そうであれば、閉経前後しばらくは続く可能性がありますが、いずれ治まってきます。
またご心配のように、汗を異常にかく病気もあります。甲状腺機能亢進症や副腎の腫瘍、糖尿病で糖のコントロールの悪いときにも、急にひどく汗をかくようになります。
しかし、病気によって汗をかくようになるときは、 甲状腺機能亢進症であれば、のどが腫れてきたり、動悸がしたりと他の異常も感じるようになります。副腎の腫瘍では、高血圧や脈が速くなって発見されることも多いです。トータルな体の様子に注意を払うようにしてください。

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