けい子レディースクリニック表参道


home * map * what's new * Q&A* price list * link* コラム
 
***
*
こころとからだのQ&A
 「'04年1月号」 ▲コラム一覧に戻る
*
Q カンジダ膣炎になったのは私のせい?夫のせい?
急におりものが増えてかゆくなったので受診したら、カンジダ膣炎といわれました。とくに不潔にしていたわけではありません。むしろ、トイレはウォシュレットで清潔です。なぜかかったか、原因がわかりません。もしかして夫からうつされたのでしょうか。
(栃木県・39歳・主婦)
A

だれでも持っている菌です 体調不良で暴れ出したのです
カンジダ菌は皮膚や口のなかに常日頃から棲んでいます。ふだんはおとなしいのですが、月経のあととか、疲れたとき、なにかで体の免疫力が落ちたときなどに、増殖して悪さを始めます。膣には、本来、カンジダ菌は棲んでおらず、乳酸桿菌というよい菌に守られています。そこへ肛門のまわりの皮膚などで増殖したカンジダ菌が入り込み炎症が起きるのがカンジダ膣炎です。ですから、ご主人からうつされたというより、ご自分の体調が左右したと考えてください。膣炎が起きたときに、風邪など引いていませんでしたか。体力が弱ったうえに、抗生物質を使うと、よい菌も殺してしまうので体の常在菌のバランスがくずれやすくなります。
またウォシュレットを使っているのは、清潔でよいように思えますが、あまり膣を洗いすぎるとかえってよい菌を流してしまいますので注意しましょう。治療はカンジダ菌を殺す錠剤を膣に入れれば、1〜2週間で治ります。ただし、何度も繰り返すようなときには、ご主人に症状がなくてもクリームを使ってもらうなど、治療をしてもらいましょう。また、腸内にカンジダ菌があり、感染を繰り返す場合もあります。その場合は、内服治療をします 。

pageのtopへ
*
Q

母がかかった卵巣がん 早くみつけるには?
卵巣がんで母を亡くしています。卵巣がんは痛みや症状がなく進行すると聞きました。早期発見するには、どんなことに気をつけるといいですか?母の年齢に近づいてきたので心配です。
(東京都・42歳・会社員)

A

超音波を使った検査をまめに受けましょう
卵巣がんは、赤ちゃんからお年寄りまで全世代の女性に発生するがんで、初期には症状がなく進行し、異常に気がついたときはすでに悪化していることがよくあります。
卵巣は、親指の頭くらいの組織で、骨盤の底(骨盤腔底)に位置しています。卵巣がんはこれといった症状がなく進行するため、腹腔内に転移して腹水がたまってから気づいたりするので発見が遅れてしまいます。
また、卵巣は生命のもとである卵子を育てるところですから、体中の組織が集まっている場所。腫瘍の種類も多く、良性、中間、悪性とあり、とくに中年期以降に発見されるのは悪性のものが多い傾向があります。
ですから、早期発見を心がけるなら、検査をまめに(最低でも1年単位で)受けることが大事です。卵巣は氏球のように簡単に細胞を採取したり、触診したりすることはできません。そこでより確実に検査するには、画像で映し出して診る超音波検査(エコー)が必要です。最近は子宮がん検診でもエコーを使うことが多いので、一緒に卵巣も診てもらうようにするといいでしょう。お母さんががんで亡くなったからといって、必ずかかるわけではありませんが、万全を期することはとても大切です。

pageのtopへ
*
Q ナプキンのかぶれ どうしたら治るの?
生理用ナプキンにかぶれます。種類によって大丈夫なものもありますが、薄くて吸収力のいいものほど合わないみたい。かぶれても生理が終わって使わなくなると自然に治っていましたが、だんだん、赤くなるのがひどくなってきました。このままにしておいていいのでしょうか。どうすればかぶれなくなりますか。
(東京都・32歳・OL)
A

一度炎症を起こした製品は変えない限りかぶれます
最近のナプキンは、超薄型で吸収がよく、サラサラして快適。でも一方でナプキンが改良されるに従って、接触性皮膚炎(かぶれ)になる人も多くみられるようになりました。薄型ナプキンシートの素材は主にポリエチレンやポリエステルなどの化学繊維。これにアレルギー反応を起こし、軽い皮膚炎が起きるのです。ナプキンかぶれの特徴は、生理の後半から赤くなり出し、生理が終わってしばらくすると自然に治ってしまうこと。そのため原因に気づかないまま繰り返すこともあります。
一度ナプキンでかぶれたなら、その製品を使う限りずっとかぶれ続けます。ですから、何度も赤くなるようなときには、まずナプキンを変えてみましょう。人によってかぶれを起こす製品は違いますから、変えるには何種類か試しながら、自分に合うものを探していくしかありません。目安としては、病院で使っているようなコットンの厚手のものはかぶれにくいようです。
かぶれて赤くなった皮膚は、抗生物質と弱いステロイドが入った軟膏を塗れば治ります。ほかの病気でないことを確認するためにも、一度受診して相談してみましょう。

pageのtopへ
*
* * *