けい子レディースクリニック表参道


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こころとからだのQ&A
 「'04年4月号」 ▲コラム一覧に戻る
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Q 市販薬を長く使っていると効かなくなる?
生理痛がひどく、毎回薬を使っています。その薬が最近効かなくなってきました。薬は1種類というわけでなく、薬局の人にすすめられて何度か種類を変えています。でもどの薬も効かなくなった気がします。生理痛のほかにも胃薬や風邪薬など薬は飲むほうです。飲みすぎで効き目が落ちてきたのでしょうか。
(清瀬市・40歳・会社員)
A

効き目が悪くなったのは薬のせいより、痛みが強くなったのでは
薬の効き目については、患者さんからもよく質問されますが、生理痛用の痛み止めを長く飲んでも、耐性ができるようなことはないはずです。もしかして、症状が強くなったのかもしれませんね。だから薬が効かなくなったということも考えられます。ちょうど40歳ごろといえば子宮内膜症や子宮筋腫が発症しやすい年齢。あるいはそういう病気があって生理痛がひどくなってきたのかも。とくに子宮内膜症は、いままでの薬が効かなくなってくるのが症状のひとつです。
月経の量がだんだん多くなっているようなら、一度は婦人科でチェックを受けてみましょう。そしてその際には、月経痛の薬を処方してもらうといいですね。単に生理痛にすぎなくても、市販薬よりは病院処方薬のほうがよく効くので楽になるかもしれません。
生理のときに鎮痛剤を飲むこと自体は、そんなに体に負担がかかるものではありませんし、常用化してしまうこともありません。むしろ、月経のときに楽にすごすために1〜2日間薬を飲むほうが、痛みを我慢するよりずっといいと思います。
ただし、生理痛の薬は痛くなってから飲んでも効果が薄れることがありません。これは市販薬でも病院の薬でも同じ。まだ痛みが軽い、生理が始まったばかりのときに我慢せずに飲むのがより効果的な飲み方です。効き目が気になるのなら飲むタイミングも見直してみてください。

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Q

ふわっとしためまいが…また起きるのではと心配です?
時々めまいがします。ふわっと目の前が暗くなり、しゃがみ込んでしまいます。体格はいいほうで、昔から貧血とは無縁。急に鉄分が不足したとも考えられません。更年期でもめまいをすることがあると聞きました。更年期なのでしょうか。このところ治まっていますが、また、起きるのではないかと心配です。
(君津市・49歳・主婦)

A

めまいの原因はたくさんあります 更年期と思い込まず検査を
めまいの原因はたくさんあり、ぐるぐるまわるのか、ただふわっとするのかなど、どういう種類のめまいかが大切です。
一般的に、ふわっとしているのは、更年期のめまい。ご質問では更年期かなとも思いますが、ふわっとするめまいでも急な血圧の変化で起ることもありますので、一概に更年期と考えないほうがいいでしょう。
原因になる病気には、メニエール病など内耳の病気、小脳、脳幹の異常などがあります。とくに何度も繰り返したり、床がぐるぐるまわる回転性のものは早めに耳鼻科、神経内科を受診する必要があります。
年齢的にメニエール病も多いころなので、耳鼻科の受診をぜひおすすめします。メニエール病は、ぐるぐるまわるめまいのほかに、耳がつまる感じがしたり、難聴なども一緒に出てきたりします。
ほかに眼振があれば脳の異常のこともあり、これは重大です。また、頭の向きを変えるとめまいがするのは耳の奥(内耳)の病気も考えられます。
ちょっとふわっとするめまいが1〜2回あり、その後なんでもないときには更年期かもしれませんが、しょっちゅうというのは要注意。なんでも更年期と思い込まないことが大切です。

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Q 外陰部がヒリヒリして石けんがしみます。どうすればいい?
外陰部がヒリヒリして、お風呂に入ったときに石けんがしみます。いただきもののボディシャンプーを使ったせいかと思い、肌にやさしい石けんに変えましたが、少し緩和されたくらい。とてもデリケートになっています。おりものもなんだかひどくなった気がしています。細菌が感染しているのではと心配です。
(茨木県・59歳・主婦)
A

精神的な充足が大事 医学的な心配はありません
石けんがしみるだけで、かゆみなどほかに気になる症状がないときには、まず細菌などの感染のせいではないと思います。
年齢とともに、膣は乾いて畏縮してきます。そのせいかもしれません。膣は分泌物によって適度にうるおっていて、それによって外部からの感染を防いでいます。ところが閉経前後からホルモンが変化して分泌物が少なくなり、膣が畏縮した状態(畏縮性膣炎という)になってくるのです。
そうなると細菌にも感染しやすくなりますし、ちょっとした刺激にも過敏になります。ご相談のように石けんがしみたり、下着の素材によって刺激を受けたりします。
畏縮性膣炎であれば、オレンジ色とか黄色の濃いようなおりものが出るようになります。これは膣の状態の変化によるもので、とくに問題にはなりません。あるいは性交渉のときに痛みが強くなったと訴える方もいます。
対処法としては、我慢できないようでしたら、膣に入れるタイプの軽いホルモン剤で治療することもできます。これは更年期障害のホルモン療法とは異なる治療で、保険は効きます。

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